Nipponのワインは今どこへ行こうとしているのか。オリジナル無く拡散するスタイルの混沌。 その上であえて基点となる拠り所を求めるならば、その風土そのものに答えがあるのでは・・・・
 金井醸造場の「甲州-朝焼-」。或る意味原点に戻り品種の持つ全てをたたき込んだ作りは、欠点をあえて隠すことなく、あるがままの姿を教えてくれる。・・・・限りなく夜明けに近いワインであると言えるかもしれない
 「或る日のロゼ」と訳せる「ロゼ・ダンジュール」。自然なままの姿を求めた結果、AOCの委員会と対立し結果アンジューのロゼに新風を吹き起こす・・・。
 サンソニエールのマルク・アンジェリを中心に起こったこの流れは広がり、中でもより個性的で洗練された作りのモノが入ってきた・・。色も様々、甘さも各様、面白い・・・。
スペインのワインが面白くなってきた。世間への阿りでもなく、伝統への固執でもなく、ただただその地の風土を忠実に写し撮る事に長けたワイン・・・・。それ故、力強くもあり、エレガントでもあり、その輪郭は光をいっぱいに浴びくっきりとした味わいを持っている。それは彼の地の日差しの明るさにもにている・・。
PATAPONこと、クリスチャン・ショサールと食事をした時に気がついた。「彼は(彼の奥さんも)お箸の使い方が非常に上手である」・・その為にか彼のワインは和食に良く合いそうな気がする。一度は周囲との軋轢の中でワイン造りをあきらめた事もあった。なるほどそうかもしれない。でも本質的な「旨さ」は理解できる。素材そのものの味わいを大切に・・日本人ならよくわかる。

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